2020.11.26
【メンバーインタビュー1】映像探求に終わりはない。見てくれた方の喜んだ顔がクリエイティブの原動力

伊万里梨カレーなるものをランチで頂きました、COの井本です。

レトルトカレーですが実際の梨が配合されていて、角のないまろやかなお味でした。

 

さて、ミームへ訪れた方からの質問で多いのが、どんな方が利用されているのか?ということ。

そこで今回はミームメンバーにフォーカスしたいと思います。

MEME KARATSUには個性豊かな面々が揃い、二つと同じ職業の方が揃わないというのがおもしろいところ。

MEMEができて初期の頃より利用頂いているムードメーカー坂本諒平さんにインタビューしました。

 

―ミームメンバーの坂本諒平さんに迫る!!

 

 

坂本さんはドローンを使った映像クリエーターとして活動。映像編集やドローン操縦インストラクターなど事業を展開。

これまで企業のPR動画、観光PRや各種記念撮影、環境・地形調査撮影や防災・災害現場撮影など多岐にわたり映像関連に携わってこられました。

最近では唐津のミニシアターTHEATER ENYA(シアターエンヤ)と佐賀県の事業『ライブスビヨンド』の共同企画に参加。

制作された映像作品『唐津湾カルチャー』は来年THEATER ENYAにて上映も予定され、更に活躍の場が広がっています。

 

―販売経験を通してその魅力に取りつかれた 

この事業をはじめたきっかけは、6年間消防向けドローンを販売したこと。

県外に勤めていたが、ちょうど一年前に生まれ育った唐津にUターン。

実家の保険業を引き継ぎながら、ドローンを使った事業を展開。

現在『PICTURE DRONE LIFEPLAN』を設立し、唐津を拠点にドローン撮影や販売などを一手に引き受けているそうです。

 

 

 

―お客さんのニーズに答えるのみならず、それを超えていきたい、それがやりがいのひとつ

「毎回ワクワクします!この間も、立神岩を撮影していたら岩のてっぺんに鳥の巣を発見しました!ドローンから見える視点は、

今までに見たことのない視点なので、いろんな発見ができます。」

 

と、本当に楽しんで仕事をしている様子がうかがえます。

 

「やりがいは、やはり感動を届けられた時!これからも見て頂いた方に喜びを届けられるようドローン映像を探求していきます!」

 

誠実でそして彼の惜しまない努力する姿にやはり依頼が来るのも納得です。

5Gの到来で更に映像制作の需要が高まると思われる昨今、彼の様な地元に根差したクリエーターは重宝されること間違いないでしょう。

 

―チャレンジできる場が自分を一歩前へ押してくれる

『ライブスビヨンド』については以前も記事をアップしましたが、THEATER ENYAと佐賀県が共同で進めているクリエータ支援。

MEMEメンバーである坂本さんにその第一作目として白羽の矢が立ったのでした。

 

THEARER ENYA WEBサイト

ライブスビヨンド WEBサイト

 

「動画クリエーターとしてチャレンジできる場を頂きとても嬉しかったです。」

 

と、語る坂本さん。

自身の代表作品ともいえるような作品が完成した様子が感じられました。

ドローンの映像を最大限に活かせる題材として選んだのが唐津の海。

 

「唐津の海を舞台に様々なマリンスポ―ツを撮影し、自分の知らない唐津の海美しさを沢山発見することができました」

 

西の浜のSUPで見た朝焼けと海の織りなす色鮮やかなグラデーション、更にダイビングをして初めて体験した海の中。

地元民でもまだまだ知らない唐津があるのだと驚きいたそうです。

そして、この映像を通してその美しい光景をもっと世の中にシェアしたい、

1人でも多くの方に唐津でのマリンスポーツを楽しんでもらえるきっかけになればと、作品に込めた想いを語ってくれました。

 

 

―映像を通して見えてきた唐津の抱える問題とは

ただ、それと同時に色んな問題も強く実感したとのこと。

 

撮影に協力してくれたサーファーさんから地球温暖化を始めとする、環境問題により美しさが失われつつあると聞きました。

唐津の海の環境が大きく変化し、生態系が変わりつつある。そんな状況にあることをなんとかして伝えたい。」

 

次世代にも末永く誇れて、更に誰もがもう一度訪れたくなる景観を残していけるように、自分なりの方法で模索していきたいと

環境問題に対しての意識の高まりを熱く話してくれました。

 

―MEME KARATSUはどんな場なのか?

「いろんな人に出会え、ホッと一息つける。仕事場だけど癒しの空間でもあります。オンとオフが上手に切り替えることができ

自分にとって最高のパフォーマンスを引き出してくれる場所です。」

 

これから撮影だけじゃなくドローンを使った配送業やドローンレースといった商店街を使ったレクリエーションで

街に人が集まる様なことができたらと、映像だけにとどまらず街に貢献したい意欲を語ってくれた坂本さんでした。